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ホラー映画には"恐怖"の方程式が確立している。ファンであるほど、既知なるもの、観慣れたものには免疫がついている。
ところが、知ってるはずの"恐怖"が解けない。解けない方程式の居心地の悪さが、未体験の"恐怖"として境界線を超えてくる。
ホラー映画界に、邪悪なる異臭を吹き込んだ、映画ファンにとっても"悍ましい映画"。
(ゲームクリエイター 小島秀夫)

「誰が魔女なのか? 悪魔はどこにいるのか? そう問いかけること、それこそが魔女の罠なのだ」 
(特殊翻訳家 柳下毅一郎)

神を愛するが故、過酷な痩せた土地へ放逐された一家にはもはやそれにすがる事でしか生き抜く術は無く、そのバランスがひとつでも崩れた時、内なる魔が牙を剥く。低予算作品だと安易な一発アイデアものになりがちな昨今の風潮にきっちり重いパンチで返した作品。人が、自分が一番恐ろしい。 
(役者 川瀬陽太)

悪魔はいつだって孤独な魂の救済者だ。今も生き続けるすべての魔女たちに幸あれ。
(高橋ヨシキ)

ホラー初心者の私が一番最初に引き込まれたのは音楽。
心がザワザワして開始10分で逃げ出したくて泣きそうになりました。
そしてただ見た目に怖いだけではなく、自分の保身のため沈黙してしまう人間の心の弱さ、 それぞれが吐いた些細な嘘が元で崩れていく家族関係、主人公の女の子の結末。
これからの人生自分は一体誰の言う事を信じれば良いのか?何が正しいのか?
正しいとはなんなのか?…色々な事を考えさせられる映画です。
(プロレスラー 大畠美咲)

魔女への恐怖は序章に過ぎない。我々を闇黒の底に引きずり込むのは人間の“疑心” 。
一家崩壊の顛末が、心の奥に冷たく突き刺さる。
(文化通信社 記者 平池 由典)

ヨーロッパ怪奇と童話が融合した世界観が魅力的。昼間のシーンはフェルメール、夜
はレンブラント、ラストはゴヤを思わせる絵画のような映像が素晴らしかった。
(映画ライター 池辺麻子)

人を信じられなくなった際に崩れていく人間関係、誰が魔女なのかがわからずに家族がパニックに陥っていく様は、違った意味でこの現代社会にも通ずるものがあるのではないでしょうか。
(府中アスレティックフットボールクラブ 渡邊知晃/フットサル日本代表)

愛する家族さえも信じられず疑ってしまうほどの恐怖が、魔女の恐ろしさなんだと思いました。子供たちの演技も迫力があり、呪われていくシーンが今も頭から離れません...

(府中アスレティックフットボールクラブ 皆本晃/フットサル日本代表)

これほど濃い闇をスクリーンで見たのは、久しぶりのように思う。宗教心と狂気の間に浮かび上がる、リアリズムを超えた生々しい恐怖。魔女は本当にいる、と思わせるのは、映画の魔力だろうか。
(読売新聞 小梶勝男)