”南フランスのプロヴァンスを舞台に、人との触れあいと人生の素晴らしさを見事に描いた映画“とフランス本国で評価され大ヒットした『プロヴァンスの休日』。特に、この映画で絶賛されたのが、『レオン』(1994)『ＧＯＤＺＩＬＬＡ』(1998)『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)など数々の話題作をはじめ、車のＣＭで国民的アニメキャラクター役で出演するなど、日本でも好感度の高いジャン・レノ。円熟した熟年男を熱演し、彼の新たな魅力が披露されている。彼を通じて、熟年になっても人生捨てたもんじゃない！まだまだ楽しもう！とプロヴァンスの風のごとくスクリーンから、私たちに語りかけてくるような珠玉の映画だ。『髪結いの亭主』(1990)で妖艶な髪結いを演じたアンナ・ガリエナもジャン・レノに負けじと熟年女性を好演。監督・脚本には、『黄色い星の子供たち』(2010)のローズ・ボッシュ。ジャン・レノとは息の合った２度目の顔合わせ。製作は『クリムゾン・リバー』(2000)『エディット・ピアフ　愛の賛歌』(2007)『バビロンＡ.Ｄ.』(2008)など幅広いジャンルの映画を手掛けている名プロデューサーであるアラン・ゴールドマン。