誰もが一度は経験する会社、学校での深夜のひとり体験、本作では美人女性警官の夜勤の様子が恐怖と共に描かれる。誰にも身近な設定が恐怖を倍増する！！しかも裏テーマが悪魔崇拝、カルト教団による悲劇・犯罪は今も社会問題として根深く欧米社会に突き刺さっており、当然のごとく、映画の世界では悪魔崇拝がテーマに取り上げられ『ローズマリーの赤ちゃん』シリーズ、『オーメン』シリーズ、『デビルズ・ノット』等が制作され、ホラー映画の王道として日本でも大きな人気を博している。また本作は、ホラー・ファンの間では人気の映画サイト“iHORROR AWARDS 2016”で、主演女優のジュリアナ・ハーカヴィが主演女優賞に輝き、大きな話題となった。ちなみにその他の受賞作には『イット・フォローズ』（ベスト・ホラー・フィルム）、イーライ・ロス『グリーン・インフェルノ』（ベスト・ホラー監督）等、名だたる作品が並んでおり、本作のクウォリティの高さを証明している。本作に現れる悪魔崇拝の教団リーダーは、米犯罪史上最悪の男と言われたチャールズ・マンソンがモチーフとなっており、本作が話題となった一つの要因となっている。また、警察署が移転する、襲われる等の設定が、まさしく、ジョン・カーペンターの『要塞警察』のホラー版と称されており、映画ファンの間で話題沸騰、後半には本家顔負けのガン・アクションもありエンタメ性も抜群の内容となっている。