自由を満喫しながらヒッチハイクをし、全米を旅する5人の若者。
晩秋を迎えたその日は、特に肌寒さを覚える日だった。
偶然通りかかった車にのせてもらった彼らではあったが、その車が故障してしまう。
運転手を含め6人グループになった若者たちは,故障した車を路上に残し、仕方なく脇のまだ自然が残る小高い丘を登り始める。
歩き疲れのピークに達した頃、ある一軒屋を発見する。
ここで、何とか一晩でも寒さを凌がせてもらおうと思い、その家を訪ねる若者たち。
出てきた夫人は、外見がちょっと異様に見えたが、親切な応対で彼らを迎えてくれた・・・。
しかしその夫人、そしてそこに住む家族には、もう一つの顔があることに、まだ彼らは気づいていなかった。